みんなで紡ぐ～愛媛ＦＣサンパークプロジェクト～第二章

愛媛ＦＣは愛媛県全域をホームタウンとするプロサッカークラブです。
2006年にＪリーグへ参入してから17年、ファン・サポーター、スポンサー、ホームタウンの皆さまと共にこの街で歩んでまいりました。
時に悔しさに涙し、そしてたくさんの方々と歓喜を分かち合いながら、市民クラブとして少しずつ前進してきた歴史の中で、私たちが得た最大の資産は「人」でした。
厳しい状況になるほど熱くあたたかく背中を押してくれる仲間たちが、たくさんいます。

クラブビジョンは、『愛媛から紡ぐ』。
糸を紡ぐように、繊維をより合わせ、つなげ、太くしていく。
山々に囲まれ、修行場であり、そして「おもてなし」の文化が形成されている、ホームタウン愛媛県。
「人を受け入れ、人を育む」育成思想を大切に持つ土壌の中で、ユースチームから生まれた我々愛媛ＦＣも、人々を繋ぎ、人々を育むクラブとして進んでいきます。
その未来を、たくさんの皆さまと共に紡いでいただきたく、再びクラウドファンディングプロジェクトを開催いたします。

愛媛ＦＣにとって長年の悲願だった天然芝のクラブ専用練習場「愛媛ＦＣサンパークトレーニンググラウンド」が、昨年4月よりオープンいたしました。
トレーニングルームや浴室も整備されたクラブハウス、クッションのよく利いたピッチ・・・素晴らしい環境で選手たちは鍛錬を積んでいます。
しかしまだ"完成"ではありません。
青々と広がる緑の芝は、無限のキャンバス。土台はできましたが、あちこちに余白が残っています。描き足す余地が残る分だけ、伸びしろがある。だんだんと絵が描かれていくがごとく、さまざまな機器や設備を導入することで、未来に繋がる大きなポテンシャルを秘めています。
昨年もクラウドファンディングにより1,200万円を超えるご支援を活用することで、トレーニングルームの拡充を実現させていただきました。
待望の天然芝専用練習場の効果を最大限活かせるように、愛媛ＦＣにとって宝物のようなこのグラウンドを、引き続き皆さまと共に大切に育てていきたく存じます。

今回のクラウドファンディングでは、皆さまにいただいた資金を、「愛媛ＦＣサンパークトレーニンググラウンド」で愛媛ＦＣ選手たちが使用する、超音波治療器などのメディカル器具、分析用カメラや夜間練習用照明、ピッチの水はけ管理用スポンジ・エアレーションなど、設備拡充に充てさせていただきます。
いずれもチームにヒアリングを行い、必要とするものに重点を置いております。
金額に応じて器具や設備を揃えていくため、たくさんのお力添えをいただくほどに練習場が充実していきます。
また、もしも目標金額800万円を超え、昨年のように1,000万円に達することができた折には、選手たちより長年要望がある、ニンジニアスタジアムで使用する「よりクッション性の高いウォーミングアップ用人工芝」導入も実現したいと存じます。

『選手たちにとって最高の環境を。』
この想いは、愛媛ＦＣに関わるあらゆる方々が持ち、力を尽くしている願いです。
本プロジェクトは、多くの力を結集することで時計の針を進め、今後永く広がる愛媛ＦＣの未来への軌跡を描いていくものとなります。
その道をたくさんの皆さんと共に歩みたい。ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。