みんなで紡ぐ～愛媛の未来プロジェクト～

愛媛FCは愛媛県全域をホームタウンとするプロサッカークラブです。
2006年にJリーグへ参入してから18年、ファン・サポーター、スポンサー、ホームタウンの皆さまと共にこの街で歩んでまいりました。
時に悔しさに涙し、そしてたくさんの方々と歓喜を分かち合いながら、2021年にJ3降格、そこからの昨季愛媛FCファミリーで勝ちえたJ3優勝、J2復帰・・・県民クラブとして少しずつ前進してきた歴史の中で、私たちが得た最大の資産は「人」でした。
厳しい状況になるほど熱くあたたかく背中を押してくれる仲間たちが、たくさんいます。

クラブビジョンは、『愛媛から紡ぐ』。
糸を紡ぐように、繊維をより合わせ、つなげ、太くしていく。
山々に囲まれ、修行場であり、そして「おもてなし」の文化が形成されている、ホームタウン愛媛県。
「人を受け入れ、人を育む」育成思想を大切に持つ土壌の中で、ユースチームから生まれた我々愛媛FCも、人々を繋ぎ、人々を育むクラブとして進んでいきます。
今回、アカデミー選手たちの拠点を整備することで、その未来をたくさんの皆さまと共に紡いでいただきたく、再びクラウドファンディングプロジェクトを開催いたします。

愛媛FC育成組織に所属する小学生(スクール)、中学生(U-15)、高校生(U-18)、またレディースチームもトレーニングを積む、『愛フィールド梅津寺』。
ここから愛媛FCトップチームへ、あるいはJリーグの各クラブ、そして世界へと選手たちが羽ばたいていった、愛媛FCの未来が紡がれる大切な場所です。
今回のクラウドファンディングでは、皆さまにいただいた資金は、『愛フィールド梅津寺』の人工芝張替えに充てさせていただきます。
日中にスクール、夕方にU-15やU-18のトレーニング、週末にはアカデミー公式戦やレディーストレーニングを支えてきた人工芝は、前回張替えより7年が経ち、整備の時期を迎えました。
新たにピカピカの芝を敷くことで、経年劣化によるピッチの凹凸の削減、クッション性が増すことによる怪我のリスク軽減、芝が立つことで雨天時のピッチコンディションの改善、またゴムチップ変更に伴う照り返しの軽減(熱中症予防)等の効果が期待できます。
ここは、愛媛FCファミリーにとって「みんなのフィールド」。
皆さまと共に、愛媛の未来輝く、子どもたちにとって最高の環境を整えていきたく存じます。

この場所で研鑽を積んだ前野貴徳選手や曽根田穣選手、三原秀真選手に谷岡昌選手、黒川雷平選手、そして牧口一真選手は、今愛媛FCトップチームでユニフォームに袖を通し活躍しています。
昨年には、同じく愛媛FCアカデミー出身の行友翔哉選手が、愛媛FCトップチームを経て、ポルトガル1部リーグ FCファマリカンへ羽ばたいていきました。
『愛媛から日本、そして世界へ』。
生物誕生の源となった母なる海に面する「愛フィールド梅津寺」は、愛媛の子どもたちの未来を育む豊穣の地。

愛媛FC代表取締役の村上がよく口にするアフリカの言葉があります。
「早く行くなら一人で行け。遠くへ行くならみんなで行け」。
人工芝張替えは数千万円規模の多額の費用が必要な事業となりますため、今回のクラウドファンディングは、過去最高の目標金額を設けております。たくさんの皆さまと共に歩むことで、愛媛FCの未来はより広く明るく切り拓かれていきます。
愛媛の子どもたちにとって最高の環境を。
ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。